株式会社ヤクルト本社

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「人も地球も健康に」をモットーに、ヤクルトならではの取り組み

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株式会社ヤクルト本社

ヤクルトレディによる宅配システムという販売方法もユニークですね。

ヤクルトレディによる宅配は1963年に導入され、現在では国内外で約8万人のヤクルトレディが人々の健康作りをサポートしています。

私たちには「価値普及」というキーワードがあります。“なぜ体にとっていいのか”をお客さまに対面でご説明し理解していただいて継続的にご愛飲いただくというのが、ヤクルトの目指すところ―「代田イズム」の実現なのです。この「価値普及」を担うのがヤクルトレディです。

ヤクルトレディによる宅配システム

ヤクルトレディによる宅配システムは、商品の特性にとてもマッチした販売方法なのですね。

ヤクルトレディは商品をお届する以外にも、地域に根差した取組み「愛の訪問活動」を展開しています。これは、ヤクルトレディが商品をお届けしながら独り暮らしの高齢者の安否を確認したり、お話し相手になる活動で、1972年から続いています。

この活動は、担当する地域の中で独り暮らしの高齢者が誰にも看取られずに亡くなった話に心を痛めたヤクルトレディが、自分の担当する地域の独り暮らしの高齢者に自費でヤクルトをお届けするという自発的な行いがきっかけです。この活動は後に会社と自治体に認められて全国へと広がり、現在では144の自治体より要請を頂いて取組んでいます。

また、自治体の防犯担当部署や福祉担当部署、警察署などから要請頂いて、地域の見守り活動にも協力しています。現在では、全国で97社の販売会社で取組んでいます。

「愛の訪問活動」

ヤクルトレディのネットワークが地域社会の中で重要な役割を担っているのですね。

そうですね。ヤクルトレディによる宅配システムは全国にネットワークを持ち、様々なご家庭に商品をお届けしている―このシステムを使って、こういった取組みはこれからも引き続き進めていきたいと考えています。

入船様、丸山様、
貴重なお時間のなか、いくつもの御社らしい取組みをお聞かせ頂きまして、ありがとうございました。代田博士の想いを実現するべく、ヤクルトの皆さんが一体となって商品の開発から製造・販売に取組み、さらにはその中で蓄積した財産を地域社会や環境保全のために積極的に還元されている姿が非常に印象的でした。

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