『ヤクルト』は80年もの間、様々な形で世界の人々や地球環境の“健康”に携わることで、私たちの生活に深く浸透していますね。
私たちの事業活動の根幹には、創始者である代田 稔博士の想いがあります。
創始者の代田は医学博士で、医学の道を歩み出した頃の日本はまだ豊かではなく、衛生環境の悪さや医療体制も十分整っていなかったことから、感染症で命を落とすケースが非常に多くありました。それに心を痛めた代田博士は、“人は腸から栄養素を吸収する、だから腸を丈夫にすれば体が丈夫になるだろう”と腸を丈夫にすることに着目。これを突きつめた結果、乳酸菌の作用にたどり着き、「乳酸菌 シロタ株」の強化培養の成功と乳酸菌飲料『ヤクルト』の製品化につながったのです。
なぜ薬ではなく、飲み物にしたのでしょうか?
代田博士の“「乳酸菌 シロタ株」を一人でも多くの人の健康に役立ててもらいたい”という想いから、安価で入手しやすい飲み物という形になりました。
代田博士は自身の想いを3つの考えにまとめました―病気にかからないための「予防医学」、栄養素を吸収する場所である腸を丈夫にする事が、健康と長生きにつながるという「健腸長寿」、そして「誰もが願う健康を、誰もが手に入れられる価格で」提供する事です。
私たちはこの考えを「代田イズム」と呼び、ヤクルトのすべての事業活動の原点と位置付けています。これは、私たちにとって日々の意思決定の軸になっている考えです。
- ヤクルトだからこそできる取組みをとおして「人も地球も健康に」
- すべての事業活動の原点「代田イズム」
- 想いの実現に向けて大きな役割を担うヤクルトレディ