東京海上日動火災保険株式会社

金融

プロジェクトを通じて分かったこと-「マングローブ植林プロジェクト」

32_tokiomarine_grph_03

東京海上日動火災保険株式会社

意識啓発の活動として挙げられていた「こども環境大賞」についてお聞かせください。

「こども環境大賞」は、環境啓発・社会貢献活動のひとつとして2008年からスタートし、2010年度で3回目となります。主に小学生を対象に、環境に関連する絵や作文を募集し、優秀作品を選んで表彰しており、年間で3,000~4,000もの作品もの応募をいただいています。

「こども環境大賞」表彰式の様子

「こども環境大賞」の副賞は「西表島エコ体験ツアー」で、大賞と優秀賞を受賞したお子さんと、同伴するご家族(保護者)の8組16名をご招待しています。

「西表島エコ体験ツアー」の様子

「西表島エコ体験ツアー」に参加した子どもたちの反応はどうでしたか。

日本に住んでいても、西表島に行く機会はなかなかないこともあり、「西表島エコ体験ツアー」はとても好評です。

マングローブや生物に詳しい専門の先生たちにもツアーに参加していただき、マングローブ林や動植物の観察などを体験してもらいます。将来的には、ツアーに参加していただいた子どもたちのなかから、環境の専門家や科学者が誕生してくれるとうれしいですね。

「みどりの授業」についてもお聞かせください。

みどりの授業」も「こども環境大賞」と同様、主に小学生を対象としています。

「みどりの授業」とは、東京海上グループの社員が、小学校や特別支援学校で地球環境に関連した内容の授業を行うものです。マングローブの植林の効果や生態系保護、地球温暖化などをテーマとしており、全国各地で年間100以上の小学校で実施しています。

授業はとても好評で、小学校からも毎年授業を行って欲しいという声をいただいております。

現在、授業を行う社員は全国に500人~600人ほどいますが、社員に対する環境意識の啓発という意味でも良い取り組みだと考えています。実は、子どもに分かりやすく説明するというのはとても難しいことであり、若手社員にとっては、プレゼンテーションのスキルをアップする良い機会となっています。

「みどりの授業」の様子

環境への取り組みに関する今後の方針についてお聞かせください。

引き続き、「本業を通じた地球環境の保護」「電気や紙の使用など、自らの事業活動に伴う環境負荷の削減」「社内外に対する環境啓発」の3本柱に基づいて、地球環境保護の取り組みを継続していきます。また、2011年度までに東京海上グループ全体(海外・国内)での「カーボン・ニュートラル」の実現も目指します。

藤田様 飯田様
貴重なお時間のなか、取材にご協力いただきありがとうございました。保険という視点からでも、様々なエコな取り組みができるのですね。


関連記事一覧

タグ