株式会社伊藤園

メーカー

環境への取り組みに対する意識の高さが重要

41_itoen_grph_03

株式会社伊藤園

容器・包装のリサイクルを始めるきっかけについてお聞かせください。

容器や包装のリサイクルについては、「容器包装リサイクル法(正式名称:容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律)」という法律が整備されており、製品を購入したお客様の側では分別して捨てなければならず、市町村の側では捨てられたものを分別して収集する義務があります。さらに、収集されたものについては、容器メーカーや飲料メーカーなどがリサイクルを行う義務があります。

そのため、日本のPETボトルのリサイクル率は、現在では8割に達する勢いとなっています。米国が20%台、ヨーロッパでも平均して40%台ということを考えると、容器包装リサイクル法というものは上手く機能しているといえるのではないでしょうか。

企業として、法令を遵守することは当然です。当社は、自動販売機の脇にある容器入れ(ゴミ箱)から回収を行い、自社の責任においてリサイクルを進めています。そして、PETボトルのリサイクルによって作られた従業員の制服などは、グリーン購入を利用しています。

実は、PETボトルというのは焼却しても有害なガスは発生することはないのですが、燃やしても木材と同程度のカロリーしかありません。そのため、燃やすよりもリサイクルしたほうがLCA(※)においてもいいと思います。

※LCA(Life Cycle Assessment)=製品やサービスについて、原料から廃棄までの全段階を通じて環境に与える影響や負荷を評価する手法のこと。

PETボトルの収集時にラベルやキャップがついたままだとしても破砕をし、比重分離を行うことでボトル本体は水中に沈み、ラベルやキャップは浮くので選別することが可能です。そして、最後に洗浄を行っています。

なお、スチール缶の飲料の場合、飲み口の部分はアルミを採用しているのですが、スチールとアルミでは融点が異なるので分離することができます。

ゴミを出すときにリサイクルのことを考えて、PETボトルのラベルをはがしやすくする工夫をしています。当社のPETボトルでは、以前よりもはがしやすいようにミシン目の穴を大きくしています。そのような形でも、お客様と一緒に環境を考えていきたいですね。

簡易開封ラベル"


関連記事一覧

タグ