レアメタル

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2010年12月27日


レアメタルの概要

レアメタル(rare metal/希少金属)とは、地球における埋蔵量が少ない、あるいは経済的や技術的な理由から抽出・採取することの難しい金属の総称をいう。

レアメタルの内容

レアメタル(rare metal/希少金属)とは、地球における埋蔵量が少ない、あるいは経済的や技術的な理由から抽出・採取することの難しい金属の総称をいう。

レアメタルについては、国際的な定義はない。しかし、日本では経済産業省により、将来的に工業用需要があると判断した31鉱種(30鉱種+レアアース)が定義されている。

経済産業省が定めるレアメタル(※レアアースを除く)

リチウム(Li) ベリリウム(Be)
ホウ素(B) チタン(Ti)
バナジウム(V) クロム(Cr)
マンガン(Mn) コバルト(Co)
ニッケル(Ni) ガリウム(Ga)
ゲルマニウム(Ge) セレン(Se)
ルビジウム(Rb) ストロンチウム(Sr)
ジルコニウム(Zr) ニオブ(Nb)
モリブデン(Mo) パラジウム(Pd)
インジウム(In) アンチモン(Sb)
テルル(Te) セシウム(Cs)
バリウム(Ba) ハフニウム(Hf)
タンタル(Ta) タングステン(W)
レニウム(Re) 白金/プラチナ(Pt)
タリウム(Tl) ビスマ(Bi)

レアアース(rare earth elements/希土類元素)とは埋蔵量が少ない、または産出国が特定の国に偏っている17鉱種をまとめたものだ。

レアアース(17種)

スカンジウム(Sc)・イットリウム(Y)・ランタン(La)・セリウム(Ce)・プラセオジム(Pr)・ネオジム(Nd)・プロメチウム(Pm)・サマリウム(Sm)・ユウロピウム(Eu)・ガドリニウム(Gd)・テルビウム(Tb)・ジスプロシウム(Dy)・ホルミウム(Ho)・エルビウム(Er)・ツリウム(Tm)・イッテルビウム(Yb)・ルテチウム(Lu)

レアメタルは産出国が中国・ロシア・アフリカなどに偏っており、生産量が少ないものの、家庭用品や産業機器、IT製品などの基幹産業に欠かせない金属である。具体的には携帯電話・パソコン・ハイブリッドカーや燃料電池車の高性能モーターなどに、幅広く利用されている。産業において必要不可欠な原材料であることから、「産業のビタミン剤」や「産業の米」などと呼ばれる。

近年は、中国やインドなどの新興国の経済発展が著しく、安定供給が懸念されている。また、限りある資源ということで、リサイクルや代替資源の研究など国内調達の方向性への取り組みが進められている。

日本国内でも、リサイクル促進などを盛り込んだ「レアメタル確保戦略」を、2009年7月に策定している。

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