熱中症

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2010年08月10日


熱中症の概要

熱中症とは、簡単にいうと高温環境により引き起こされる障害の総称である。高温の環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れる、体内の調整機能が働かなくなった場合に発症し、最悪の場合には死亡することもある。

熱中症の内容

熱中症とは、簡単にいうと高温環境により引き起こされる障害の総称である。高温の環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れる、体内の調整機能が働かなくなった場合に発症し、最悪の場合には死亡することもある。

暑い時期には末梢血管が拡張し、皮膚の血液量を増加することにより熱を外へ逃がそうと働く。また、汗をかくことにより、その蒸発に伴い熱が奪われるため(気化熱)、体温が低下することになる。しかし、気温が体温よりも高い状況下では、体外への熱の放出は困難となり、体温調節機能が働かなくなってしまう。これが、熱中症が発症する原因である。

熱中症は室外で発生すると思われているが、実は室内でも発症しているので注意が必要だ。また、夏だけに起こる病気と思われているようだが、季節に関係なく激しい運動や労働を行ったあとなどでも発症する。

高温環境化において体温が高い、皮膚が熱い、頭痛・めまい・吐き気がするなどの場合には、熱中症を疑ったほうがいい。

環境省では、熱中症の症状を次のように分類している。Ⅰ度が最も症状が軽く、Ⅲ度が最も重い。

  • Ⅰ度(現場での応急処置で対応できる軽症):めまいや失神(熱失神)・筋肉痛や筋肉の硬直(熱けいれん)・大量の発汗
  • Ⅱ度(病院への搬送を必要とする中等症):頭痛や吐き気、倦怠感など(熱疲労)
  • Ⅲ度(入院して集中治療の必要性のある重症):意識障害や手足の運動障害、高体温(※熱射病や日射病がこれに該当する)

なお、意識がないなどの脳症状が疑われる場合には、全てⅢ度と考えるべきだとする。軽度の場合、水分や塩分(スポーツドリンク)を補給するだけで回復することも多いが、症状が回復しない、自分で水分補給などができないなどの重度の場合には、早急に医療機関への搬送が必要だ。

熱中症は生命にかかわる病気だが、暑い場所を避ける、涼しい服装をする、こまめに水部補給を行うことなどを心がければ十分防ぐことは可能だ。

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