森林破壊
森林破壊の概要
森林破壊とは、樹木の過度の伐採などによって森林が減少することをいう。原因は人為的なものによるところが大きい。森林破壊が進行すると、砂漠化の問題へと発展しうる。
森林破壊の原因
森林破壊とは、樹木の過度の伐採などによって世界中の森林が減少することをいう。特にアフリカ、南アメリカ、東南アジアといった熱帯林地帯(発展途上国が多い地域でもある)の被害が大きい。
森林の減少によって大気中の二酸化炭素が増え、地球温暖化にさらに拍車が掛かることが懸念される。また、二次的な被害(山崩れ、土石流、生態系への影響)も懸念される。
森林破壊の原因は自然的なものもあるが、人為的なものによるところが大きい。
- 大量の木材利用による過度の伐採(違法伐採も含む)
- 人口増加による過度の焼畑耕作
- 農地、放牧地への転用
- 酸性雨
- 異常気象による森林火災
森林破壊の原因として、焼畑耕作の割合が高いようである。
森林破壊の対策
森林破壊の原因は人為的なものである。これについては国際的な取り組みがなされている。
- 地球サミット(国連開発環境会議(UNCED))(1992年)
ブラジルのリオデジャネイロで開催。この会議で次のことなどが採択された。
・リオ宣言:環境に対する国の権利と責任や持続可能な開発などについて述べている。
・アジェンダ21:21世紀に向けた持続可能な社会の実現ための課題。
・森林原則声明:持続可能(※)な森林経営、森林保全などを定める。
(※)持続可能=「環境と開発に関する世界委員会」(1987年)が取り上げた用語で、「将来の世代のニーズを損なうことなく現在の世代のニーズを満たすこと」とされる。 - 国連森林フォーラム(UNFF)(2001年)
持続可能な森林経営のための諸施策の検討を目的とした国連の機関。地球サミットの森林原則声明の流れを受け、森林に関する政府間パネル(IPF)、森林に関する政府間フォーラム(IFF)の行動提案の実施の促進を行う。 - アジア森林パートナーシップ(AFP)(2002年)
アジア地域の持続可能な森林経営の促進を目的に、政府・国際機関・民間団体・企業などが違法伐採の抑制、森林火災の抑制、植林活動(荒廃地の修復)などを通じて協力するためのパートナーシップ。日本とインドネシアが提唱。
NPOや企業でも植林活動などを行っているが、市民レベルでも次のような取り組みが必要だ。
- リサイクル紙の利用
- グリーンマーク、エコマークなどの森林保護に配慮された商品を購入する
- 植林活動などのボランティアへの参加、環境保護活動への募金



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