バックキャスティング
バックキャスティングの概要
バックキャスティング(backcasting)とは、複数想定される未来のなかで目標となるものを最初の段階で決め、それを達成するためには現在何をすべきかを考え、実行することをいう。
バックキャスティングの内容
バックキャスティング(backcasting)とは、複数想定される未来のなかで目標となるものを最初の段階で決め、それを達成するためには現在何をすべきかを考え、実行することをいう。
簡単にいえば、結論ありきでそこに到達するための過程を考え、実行していくことを意味する。
スゥエーデンの環境NGO「ナチュラル・ステップ(Natural Step)」の創始者かつ理事長である、カールヘンリク・ロベール(Karl-Henrik Robèrt)が提唱して広まった考え方である。
1994年からOECD(経済協力開発機構/Organisation for Economic Co-operation and Development)が始めた環境保全型交通体系(ETS/Environmentally Sustainable Transport)では、運輸部門から排出される2030年の地球温暖化ガスの排出許容値を目標値として定め、それを達成するには何をすべきなのかという視点で議論を進める形で、バックキャスティングの考え方を採用している。
日本の企業のなかにも、バックキャスティングを自社の環境問題で取り入れるところが登場している。
なお、バックキャスティングの反対は、過去の実績やデータに基づいて未来を予測する「フォアキャスティング」である。



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