株式会社兵左衛門

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「かっとばし!!」で環境問題に「すべりこみ」

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株式会社兵左衛門

渋谷で運動がありましたが、My箸ブームについてどのようにお考えですか。

My箸運動というのは、兵左衛門でも「八四郎(はしろう)」というブランドで十数年前から行っていました。我々は決して割り箸がいけないというような意見を持っているわけではなく、割り箸も日本の文化だと考えています。正月やおめでたい席では、“けがれのないもの”という意味で割り箸が使われているわけです。

現在、約260億膳の割り箸の90%以上は中国で作られたものです。国産の割り箸は、ほとんどないといってもいいでしょう。中国産の割り箸は、自然を破壊して作られているもの、色を漂白している、カビ防止のために防腐剤を使っているなどの問題があります。要するに、割り箸自体が問題というわけではないのです。日本の割り箸であれば間伐材を使っており、杉や檜といった自然の素材(自然の抗菌作用)そのままを用いているわけです。そのような割り箸であれば、使ってもいいのではないかと思います。

我々はお箸を作っている企業ということもあって、日本の割り箸と中国産の割り箸は、見ると区別することができます。

いわゆるMy箸ブームのように、割り箸自体がダメといった風潮は疑問であるといわざるを得ません。

社内でもMy箸を持っている人は多いのですか。また、そのような人は自然とMy箸を持つようになったのですか。

社員全員、My箸を持っています。特に誰かから指示されたわけではなく、自然とMy箸を持つようになりました。実は、兵左衛門ではMy箸用の携帯ケースや袋も販売しているのですが、それを持っている社員が少ないというツッコミはありますが(笑)。

割り箸に関する批判的な意見については、どのようにお考えですか。例えば、割り箸は使い捨てなのでエコではないというような意見があるのですが。

割り箸自体に問題はないですね。お箸のというのは、昔から魂が宿るといわれていました。山に登ったときは、木の枝を削ってお箸代わりに利用していたりしたわけです。自分の魂が入ってしまっているので、それを捨てるにしても、動物などに食べられることがないように折って土に埋めていたという風習がありました。そのような風習が脈々と続いているわけです。そう考えると、“けがれのないもの”という意味では割り箸も悪くないでしょう。兵左衛門では、日本の割り箸を広めていくという活動のお手伝いもさせていただいております。

お箸というのは、歯ブラシと同じように自分専用のものです。「人に属するもの」といえるでしょう。汚れのないものという意味では、割り箸のほうがいいのではと思ったりもします。割り箸を洗って使うべきという意見もありますが、あまり人が使ったものはいい気がしませんよね。歯ブラシで考えると分かりやすいのではないでしょうか。


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