6月は環境月間&環境の日

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2009年05月28日

それはもうエコが満載な6月

6月4日は「虫の日」、もしくは「歯の衛生週間」のスタート日(6月4日~10日)である。それでは、6月5日は何の日かご存知だろうか。“自分の誕生日”とかいう答えはご遠慮いただきたい。

「熱気球記念日」なんていうマニアックな記念日を答えた人、それはそれで素晴らしいが、エコに関連する日を挙げて欲しいというのが希望である。

……という長い前置きはさておき、初めから読んでくれている人であればお分かりの通り、6月5日は「環境の日」なのである。「誰が勝手にそんな日を決めたんだ?」と思う人もいるだろうが、実は1973年6月5日から16日までストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたのだ。この会議は、開催場所にちなんで「ストックホルム会議」とも呼ばれる。

この「国連人間環境会議」は、世界114ヶ国が参加した、環境問題に関する世界で初めての大規模な政府間会合なのである。国連では日本の提案を受け、6月5日を「世界環境デー」と定め、日本でも環境基本法(1993年=平成5年に制定)により「環境の日」としている。「環境の日」は、国民に環境保全への関心と理解を深めてもらい、積極的に環境保全活動を行う意欲を高めることを目的とする。

また、環境の日に加えて日本では平成3年度より、6月の1ヶ月間を「環境月間」としている。環境月間は、環境庁(現・環境省)の提唱によって設けられた。ちなみに、昭和48年度から平成2年度の環境月間は、6月5日を初日としていたという。この期間中は、環境省が呼びかけて全国でエコに関連した行事が行われている。

環境月間に行われる代表的なイベントが「エコライフ・フェア」や「エコカーワールド」というものだ。

「エコライフ・フェア」は環境省や地方公共団体、各種関連企業・団体、NGOなどが連携して実施されるイベント。入場は無料であり、簡単にいうとエコプロダクツの屋外版といった感じだろうか。毎年6月上旬の土・日曜日に、東京渋谷区の都立代々木公園(ケヤキ並木・イベント広場)で開催される。もちろん、今年も開催される予定だ。

「エコライフ・フェア」では環境省、企業・団体、NPO・NGOごとにブースが分かれている。今回は、次のようなブースが催される。

【環境省ブース】

<リサイクル推進室>楽しくおしゃれに3R
Myバッグ作りの実演、携帯電話・液晶テレビのリサイクルの紹介などを行う。
<環境教育推進室 ~我が家の環境大臣全国事務局~>我が家の環境大臣 エコファミリー -楽しくエコに触れてみよう!-
エネルギーについて楽しみながら学習する。人気のキャラクター「お茶犬」も応援に来るようだ。
<地球環境局 環境保全対策課 フロン等対策推進室>地球のためにできること 地球温暖化とフロン
フロンを使わない冷凍装置で凍らせた氷を用いてカーリング場にするという、非常に興味のある内容。
<生物多様性センター>探して!気づいて!いきものみっけ
身近な自然の見つけ方や、生物多様性について分かりやすく説明する。
<国立公園課>美しい日本の自然 日本の国立公園
全国の国立公園の紹介と、全国の美しい風景写真の展示を行う。

【企業・団体ブース】

<東京都環境局>変えていこう! 私たちの暮らし、私たちの東京
太陽エネルギーや芝生の体感コーナーがあり、環境に配慮した生活スタイルの紹介を行う。携帯電話の回収も実施。
<渋谷区>「見える化」 エコライフ
渋谷区が策定した、二酸化炭素削減に重点を置いた「渋谷区地球温暖化重点対策2009」の2011年度までの行動計画を、パネルなどを用いて説明。
<東京ガス株式会社>エコハピ~エコな暮らしでHAPPYに~
東京ガスが行っている環境への取り組みの紹介と、「長野・東京ガスの森」の間伐材を使ったコースター作りを行う。
<シャープ株式会社>太陽光発電で、地球にやさしいエコライフ
世界で最も多く太陽電池を製造した企業が、クリーンエネルギーの太陽光発電を紹介する。
<ローソン「緑の募金」(社団法人国土緑化推進機構/株式会社ローソン)>ローソン「緑の募金」への寄付は身近なエコ活動
ローソン「緑の募金」の活動や森の働きについて、パネルやクイズで楽しく説明。My箸やMyバッグを持ち歩く「ケータイ運動」も紹介する。

【NPO・NGOブース】

<NPO法人 アースウォッチ・ジャパン>アースウォッチで地球にいいこと始めよう!
「生物多様性の保全」のための国内外の環境ボランティア活動を、写真やパネルを用いて紹介。
<全国牛乳容器環境協議会>飲み終えた牛乳パックをみんながリサイクル
牛乳の紙パックの資源管理・特徴・製造・リサイクルの実態についての紹介や、紙パックを用いた手すきハガキ作りを体験できる。
<東京商工会議所 eco検定(環境社会検定試験)>目指せ!100万人のエコピープル(eco検定合格者)
今年(平成21年7月26日と12月20日)も実施される「eco検定」のPR活動と、公式テキスト・問題集の販売を行う。
<慶應大学 地球環境カードゲーム マイアース>地球がまるごとカードになっちゃった!地球環境カードの森
慶應大学教授監修による、全く新しいカードゲームで遊ぶことができる。シャワーのカードが切り札になるとか……。

エコに興味がある人はぜひ行ってみるといいだろう。詳細は「エコライフ・フェア2009」のサイトを参照して欲しい。

エコカーワールド(低公害車フェア)」とは、環境省独立行政法人環境再生保全機構が中心となって、地球温暖化防止対策に有効な低公害車の展示やエコドライブの普及啓発を行うイベント。入場は無料だ。1986年(昭和61年)から毎年開催されており、2009年で24回を迎える。横浜市のみなとみらいの21赤レンガ倉庫広場で、6月6日(土)[12:00~17:00]・7日(日)[10:00~16:00]の2日間行われ、同日に横浜開港150周年記念イベントも開催されるという。

出展されるエコカーの種類は「ハイブリッドカー」「燃料電池自動車」「電気自動車」といった代表的なものから、「低燃費かつ低排出ガス認定車」「DME自動車」など多彩である。

「低燃費かつ低排出ガス認定車」とは、ガソリン車でありながら、二酸化炭素(CO2)や窒素酸化物(NOx)の排出が少ない、一定の燃焼基準と排出基準をクリアした自動車のこと。国土交通省が認定を行う。「DME自動車」とは、ジメチルエーテル(DME)を燃料として走行する自動車のことだ。DMEは硫黄酸化物・すすを全く発生させず、窒素酸化物の発生量を大幅に削減できる環境負荷が小さい新たなエネルギーとして注目されている。

海上横浜防災基地前道路ではハイブリッドカーや電気自動車に試乗することができ、自分の運転が省燃費なのかをエコドライブシミュレーターでチェックできるコーナーなども設けられる予定だ。

興味がある人は「エコカーワールド2009」のサイトをチェックしておこう。

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