エコドライブで環境と家計の負荷を軽減

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2008年09月30日

11月は「エコドライブ推進月間」!

9月になってからは落ち着いているようだが、ちょっと前にガソリン価格の高騰が話題となった。毎日リッター当たりいくらかということは、株のデイトレード並みに感心事となっていた気がする。夏休みの帰省は自動車よりも電車を利用する人が多かったというのも、その表れであろう。ドライバーにとって、燃費をどう抑えるかは悩みの種だったのである。

そういったなかで、地球環境に配慮した「エコドライブ」といったものが注目されている。……といってもこの「エコドライブ」、実は数年前から啓発活動が行われていたようだ。「エコドライブ」というのは、簡単にいえば「環境に配慮しながら自動車を運転する」ということだ。「エコドライブ」をすることによって、地球温暖化に大きな影響を与えているとされる二酸化炭素(CO2)や、大気汚染の原因とされる窒素酸化物(NOX)の排出量削減に貢献できるというわけだ。

エコドライブの指標として、エコドライブ関連省庁(警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省)で構成される「エコドライブ普及連絡会」が制定した、「エコドライブ10のすすめ」というものがある。次に挙げる10項目を守ることで、地球と車と燃費に優しい運転ができる。

エコドライブ10のすすめ

①ふんわりアクセル「eスタート」:「やさしい発進を心がけましょう。」

緩やかに発進することで、11%ほど燃費が改善するという。ちなみに、ふんわりアクセル「eスタート」とは燃費を向上させる「やさしい発進」の名称であり、「エコドライブ普及連絡会」が2005年の一般公募によって決定したものらしい。それはもう、「ふんわり」ということがポイントだ。

ふんわりアクセル

②過減速の少ない運転:「車間距離は余裕をもって、交通状況に応じた安全な定速走行に努めましょう。」

車間距離を詰める、あるいは走行にムラがあると過速・減速する機会が多くなるので、燃費が悪くなる。

余裕をもって

③早めのアクセルオフ:「エンジンブレーキを積極的に使いましょう。」

エンジンブレーキの使用により、燃料の供給が停止される。これによって2%ほど燃費が改善されるという。エンジンブレーキは、減速時や坂道を下るときに効果的。

早めにアクセルオフ

④エアコンの使用を控えめに:「車内を冷やしすぎないようにしましょう。」

⑤アイドリングストップ:「無用なアイドリングをやめましょう。」

⑥暖機運転は適切に「エンジンをかけたらすぐ出発しましょう。」

エンジンをじっくり暖めてから車を発進……というのは昔の車の話。現在販売されているガソリン車ならば、ウオームアップ走行(走りながら暖めること)でも十分だ。

⑦道路交通情報の活用:「出かける前に計画・準備をして、渋滞や道路障害等の情報をチェックしましょう。」

⑧タイヤの空気圧をこまめにチェック:「タイヤの空気圧を適正に保つなど、確実な点検・整備を実施しましょう。」

タイヤの空気圧が足りないと走行時の燃費が悪くなり、安全な運転にも支障をきたす。

タイヤの空気圧をチェック

⑨不要な荷物は積まずに走行:「不要な荷物は積まないようにしましょう。」

100kgのものを載せて走行すると、燃費が3%ほど悪くなる。そのため、不要な荷物は載せずに軽くすることが大切だという。

不要な荷物は載せない

⑩駐車場所に注意:「渋滞などをまねくことから、違法駐車はやめましょう。」

官公庁が調べたところによると、この10項目のうち走行時のエコドライブを実施すると、15%程度燃費が改善するという。例えば、燃費が10(km/L)の車の場合は11.5(km/L)になる。

エコドライブを多くのドライバーに学んでもらおうと、次のような場所で「エコドライブ講習」というのが行われている。次に挙げるのは一般乗用車を対象としているが、「交通エコロジー・モビリティ財団」ではトラックなどについても実施している。

行楽シーズンということもあって、実は11月は「エコドライブ推進月間」となっているらしい。官公庁では積極的にポスターの掲示やチラシの配布をするほか、エコドライブコンテストの表彰者の発表も行うとか……。エコドライブコンテストの表彰式は12月に実施される。エコドライブコンテストについては、「独立行政法人環境再生保全機構」のWebサイトを参照してほしい。残念ながら、今年の受付は終了したようだが……。今年のチャンスを逃した人は、来年にでも参加してみよう。

エコドライブ」はいきなり全部やろうとするのではなく、どれかひとつでもできることから始めるのが大切だ。

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