「食」に与える大ショック! 日本編
穀物の国際相場の大幅な上昇を受け、農林水産省では輸入麦の売渡価格について、4月に1.3%値上げしたのに続き、10月からは10%の引き上げを行なうこととなった。
このように政府から買い取る小麦の値段が上がったことと、原油価格の上昇による商品の包材の価格や工場の動力燃料費などの増加もあって、国内の食品メーカーの企業努力は限界にきている。そのために商品価格を見直し、年内~来年頭には値上げを実施する。
大手の製粉企業やカップめんメーカーを皮切りに、それに続く形で他の企業も次々と値上げを行なうと宣言した。この動きはカップめんメーカーだけにとどまらず、製パン企業や菓子メーカー、冷凍食品メーカーなどにも広がっている。
全くの余談だが、エコ山はカップめんというと「たこ焼きラーメン」を思い出す。かなり昔に販売されたものだが、一度だけ食べたことがある。知っている人がいるだろうか。たこ焼き(らしきもの)がお湯でふやけてしまい、それはもうたこ焼きと呼ぶには程遠いものであったことを覚えている。
……話を元に戻そう。
小麦以外にも大豆油が高くなることでマヨネーズが、飼料として使うとうもろこしが高くなることでハムやソーセージ、チーズが値上がりするというように、家計に与える影響は大きい。
個人消費が減少しているなか客が離れてしまうことを避けたいため、小売企業では値上げに慎重な姿勢を見せているところも多い。しかし、コンビニでは一部の商品の店頭価格を引き上げるとするところがあり、また首都圏では値上げを行なうが、地方では価格を据え置くといった「地域別価格」の導入も検討している。
このように急激ではないにしろ、値上がりがボディブローのように消費者に浸透し始めていることを十分認識しなければならない。これからは計画的な食料品購入を心掛ける必要がある。無駄な食料品の購入を控えることはもちろん、スーパーの特売日をチェックして、それに合わせて安く購入するといった「戦略」を立てることが重要だ。
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